
テントがばっさばっさとゆれて飛ばされるのではと
心配になったほど。
結構寒くて、寝袋がやけに気持ちよかった。
でも、朝は小鳥のさえずりで目が覚めて
まだ霧のかかった森の中を散歩して森林浴をしたり
白鳥のボートに乗ったりとだんだん生活にも慣れてきて。
湖の水は何でこんなにたまっているの?
なんていう子供の質問に答えられず・・
自然て素晴らしいね、とあいまいな返事でかえしたり。
何にもしない時間はゆっくり流れていくようで、
いつも読めない本を1冊読みきれました。
おなかが空いたらお料理をして、暗くなったら眠る。
時間に追われることのない当たり前の生活がとても楽しい、そんな時間。
キャンプは苦労して不自由を味わうものだと考えていましたが、
ちょっと違うかも。
モノが幸せのバロメーターになりがちだけど、
幸せってもっとシンプルなものなのかな・・なんて。
帰る日の朝は急な雨で予定を変更して早々に帰ってきました。
帰る高速道路の中で増えていく住宅や建物を見つめながら
ちょっと寂しい思いがするのでした。