2009年8月31日月曜日

横浜赤レンガ



8月の終わりの日曜日。
日本中が選挙・政権交代への
期待と不安で落ち着かない一日でした。

政治とあまり縁のないわたしは
横浜赤レンガへコンサートを観に
行ってきました。

赤レンガといえば横浜の象徴というか
デートスポット?
昔は汚くて人もあまり寄り付かない
建物でしたが、今はきれいにお化粧して
中は買い物や食事、コンサートまで
出来ます。

でも、なかなか赤レンガでコンサートって
聞かないですよね。
今、横浜は開港祭を開催中で
そのイベントの一環として今回のコンサートが
開かれました。

横浜開港祭ホームページ









コンサートは和太鼓の祭音という
        ↓
グループが出演したもので
私の息子も出演していました。
(なんだ、ただの息子の発表会かよ)
と、思う方もいると思いますが・・

このグループの歴史は長く、
また地域に根ざした活動を
貫いています。
ただ太鼓を叩くだけでなく
人とのつながり、心のつながり、
責任感や信頼、誇りという
生きていくうえで必要な
大切なパスワードを一つ一つ
与えてくれる・・

そこには辛い練習や
仲間とのぶつかりも当たり前のように
あります。
でも、楽して生きることに
慣れてしまっている子供たちにとって
辛い練習を乗り越えて身につけた
ひとつひとつの技術は誇りとなって
舞台の上で輝いて見えます。

何年か前の発表会では照れや新崎樽ばやし
どこか難しい顔をしていた息子も
この日はとても立派な顔でした。
その視線は同じ舞台に立つ
仲間に細やかに注がれ
その表情は溢れんばかりの
自信と誇りに満ちていました。

会場に足を運んでくれた
祖母や叔母、従兄弟たちも
息子の活躍を心から喜んでくれました。

親とは、人から自分の子供が
褒められると自分の事以上に
嬉しいものですよね。

汗でキラキラ輝く息子の顔を見ながら
思いっきりハグしてあげたい
気持ちでいっぱいでした。

明日からの活力をもらった
嬉しい一日でした。